【投資力レーダーの解説】

【投資力レーダー】とは個別銘柄の6項目の投資価値を数値化しレーダーチャートで表したものです。
【収益力】は①売上高利益率、②キャッシュフロー/総資産率、
【成長性】は①PSR(株価売上高倍率で売り上げに対する株価水準を見ます)、②増収率(企業の成長に欠かせない売上高の伸びです)、③営業増益率(利益の基本となる営業損益で利益の伸びを見ます)、
【投資力】は①営業CF/総資本率(営業CFは事業での現金収支です。総資本と比べることで効率的な経営か否かが見えてきます)、②PCFR(株価キャッシュフロー倍率は現金収支に対しての市場の評価を見ます)、
【資本力】は①純益/総資本率(総資本に対する最終損益の割合で儲け具合をはかります)、②負債/CF率(現金収支に対する負債の割合で健全な負債かどうかを見ます)、
【健全性】は①時価総額(市場の評価です)、②営業・財務CF/総資本率(事業損益と金融収支を総資本と比べることで利益を生む体質か否かを見ます)、③ROE、
【株価力】は①格付け(企業の真の価値を見るオリジナル評価です)、②売買高(株式の流動性リスクを見ます)を基準に独自の判断でランキングし数値化したものです。

>>投資レーダーサンプル<<

NIKL 投資力Total=542
収益力=98 成長力=92 投資力=96
資本力=96 健全性=64 株価力=96

【ICHIMOKUの解説】

・ICHIMOKUは日本で開発された極めて高品質なテクニカル分析です。「相場は均衡する」というのが基本的発想です。多くのテクニカルは価格変動だけでの判断ですが、ICHIMOKUはそれに加えて時間軸での概念も扱っているのが大きな特徴です。本サイトでも時間の概念を活かすべく、ICHIMOKUをテクニカル分析の最重要要素をとして取り上げています。
ICHMOKUには五つのテクニカル指標があります。
基準線:当足を含めた過去26本の最高値と最安値の平均値(見本チャートでは黒いライン)
転換線:当足を含めた過去9本の高値と安値の平均値(見本では赤のライン)
先行スパン1:当足の基準線と転換線の平均を26本先行させたもの(見本では黄色の破線)。当足は26本前になる。
先行スパン2:当足を含めた過去52本の最高値と最安値の平均を26本先行させたもの(見本では青の破線)。
遅行線:現在値を26本遅らせたもの。(見本では緑の細い線)
さらに当サイトのICHIMOKUでは黄金分割から計算した2つのフシ目も表示しています。下のフシ目はやや濃いめの緑の直線、上のフシ目はオレンジの直線です。

<判断>上記の5本のラインと現在値のクロスが相場の転換ポイントになります。「フィリピン株の学校」ではICHMOKUの詳細な使い方もカリキュラムにあります。

【妥当株価の解説】

本サイトオリジナルの投資尺度です。EPSやBPSなど、表面上の評価指標ではわからない、要素を加味し、1株当たりの投資価値として提供しています。VPSと略しています。VPSで株価を割ったものがPVRで1倍を下回っている場合、株価が割安と見なされます。たとえばPERでは割高、あるいは格付けが低位ですが、PVRでは割安という銘柄が見つかった時には投資妙味が大きくなります。
フィリピン株の妥当株価ではキャッシュフロー(CF)を重視しています。これには営業CF、投資CF、財務CFがありますが、なかでも将来の利益となりえる投資CFに最もウエイトを割いています。

<下記は2018年末現在で高PER、低格付けながら妥当株価から割安とみられる銘柄のリストです>

【格付けの解説】

本サイトオリジナルの投資価値基準です。格付けはバリエーションとファンダメンタルズの変化をベースに割安か否かを判定しています。4グループに分類し、☆☆☆は極めて割安感の強い銘柄、☆☆は割安な銘柄、☆は市場平均並み、―は判定できない銘柄となっています。
評価要素は「収益体質」、「財務体質」、「株主還元対策」の三つで、各々を全銘柄の平均に対しての相対評価としています。最終的には格付け評価委員の判断により決定しています。

【High-Low投資の売買方法】

High-Low投資とは、本サイトが開発したミドルリスク・ミドルリターン狙いの投資スタイルです。寄付き前の判断で買いを発注し、同時に決済指値を入れておきます。場中に指値に達すれば自動で利確、クリアできない時には1日の引け間際に裁量決済を行います。トレード運用と同時に行えば、利益の相乗効果を期待できます。株式の流動性が必要なため、対象は総合指数採用30銘柄に限っています。

【会社情報の見方】

トップにある「Raiting」は格付けです。4パターンに分類され、最上級は「☆☆☆(スリースター)」、最下級は「-」となっています。
銘柄名の下は会社の概要をまとめています。
会社概要の下はファンダメンタルズ系の情報です。業績とバランスシート、そしてキャッシュフローの推移の四半期決算で1年分掲載しています。市場情報の右サイドにある「*」が付いたものは業績・財務データの単位でPHPmは百万ペソ、PHPbは十億ペソ、USDmは百万米ドルとなっています。
市場情報では株価のバリエーションや売買判断の参考データなどをまとめています。シグナルはGCSignal で、記号で相場の方向がわかります(日足ベース)。短期線は6本移動平均、中期は9本移動平均(日足ベース)の現在値です。
最新ニュースは過去6か月程度のなかで報道された出来事です。配信されていない場合もあります。
本サイトオリジナルの投資ツールを情報の近くにまとめました。
妥当株価格付け投資力レーダーをまとめてみることができます。 

【逆ウオッチ曲線の見方】

逆ウオッチ曲線とは罫線のひとつです。ほかの罫線と大きく異なるのは横軸に経過時間の代わりに出来高を取っていることです。
株価に先行するといわれる出来高を横軸に使うことでほかのテクニカルより早く相場の転機を把握できるといわれています。株価と出来高の関係を表すと、次の画像のように8つのパターンを繰り返します。この軌跡が時計と反対回りのため「逆ウオッチ曲線」と呼ばれています。

実際の運用では上のようにきれいな動きにはなりませんが、慣れてくれば、現在がどのパターンに当てはまるのかをがわかるようになります。経験を積んでくれば逆ウオッチはかなりの威力を発揮します。

本サイトでは3本の平均値での判断とし、最大日足20本での作成としています。相場循環を見るためのものであり、本数が多いと線が入り組んで見にくくなるためです。始点は◆、終点は▲を付けてあります。また1本前のチャートと同期間の引け値足も同時に掲載しています。最下段には判断のメドを付けました。

*逆ウオッチの最大の欠点は出来上がったチャートが見にくいということです。そこで、本サイトでは直近の高値あるいは安値を起点にして作成しました。本数は少なくなりますが、直近高値・安値からの動きが鮮明に映り、これまで以上に相場の転機を見つけやすくなっています。

【逆ウオッチ指数の見方】

逆ウオッチ曲線は優れている理論ですが、実際に売買しようとするとなかなか苦戦するインジケータとなっています。理論通りに動いてくれないからです。
そこで本サイトでは逆ウォッチ曲線を誰でも使いこなせるように改良しました。具体的には出来高と株価の関係を普通のインジケータのように時系列に表示しました。
出来高指数が株価指数を上抜けで買い、下抜けで売りというわかりやすいチャートになっています。PSE総合30銘柄では70%の勝率を叩き出していますので、ぜひご利用ください。


なお、現在、フィリピン株をはじめ日本株、FX、仮想通貨に対応した「逆ウォッチ指数ソフト」付きの解説書を制作中です。本サイトの会員様には税込1万円で先行予約販売を行いますので是非、お買い求めください。完成後価格は2万円、非会員は3万円となっています。

【AIパターン分析とは?】

テクニカル的な売買判断は売買ロジックに基づくものがメインですが、そのほかに相場のパターンを見るという方法があります。簡単に言えば相場の動きを視覚でとらえ、もみ合い相場を上抜けれれば買い、下放れなら売りと捉える方法です。これを一般にパターン分析といいます。
このパターン分析を自動で行うのが「AIパターン分析」です。通常は一つひとつのチャートをチェックして判断するのですが、本サイトではそれらを一括して分析することに成功しました。
具体的には相場全体を「高値圏」、「中段圏」、「安値圏」のエリアに分け、そのなかで上抜け、下抜けを判断するようになっています。基本的にフシ目を抜くか、割り込んだかを見るため、上抜けは買い、下抜けは売り判断となります。これらはたとえば「中段上放れ」、「安値上放れ」のように表示されています。
また判断コメントには「高値圏推移」、「安値圏推移」があります。これは高値あるいは安値でもみ合っている状況で、逆張りや順張りを求める投資家が利用できます。

これらは「簡単 銘柄チェック」で個別銘柄の日足。週足パターン分析を確認できるほか、「スクリーニング」や「テクニカル診断(ICHIMOKUの解説)」のページでチェックできるほか、「トップページの”フィリピン株FLASH”」では上抜け判断となった銘柄を紹介しています。(画像クリックで拡大します)

AIパターン分析での売買タイミングを確認しておきます。以下は中段上抜けでスクリーニングした結果です。

そのなかのNOWの相場パターンが次になります。


>>「酒田五法」活用の天底シグナルを追加<<

酒田五法にはロウソク足の組み合わせで売り、買いの判断を下す仕組みがあります。これを活用し相場の高値圏での売りの組み合わせ、安値圏での買いの組み合わせをパターン分析に表示するようにしました。
はらみ足、包み足、切り込み足、かぶせ足など、それぞれ4パターンあります。下の画像は買いの下ヒゲになります。

【UpDown投資とは?】

これは保有リスクを最小限にとどめ、トレード並み以上のパフォーマンスを目指す、本サイト独自の運用方法。
運用は極めてシンプル。

 

【相場の時系列に注目した変化日】

 相場チャートに株価変動を表す縦軸と時間の経過を見る横軸があります。テクニカル分析では縦軸すなわち株価の動きから相場の状況を探るものがほとんどです。しかし相場サイクルという言葉があるように時系列の動きも極めて重要です。その相場サイクルを分析し、次の相場の転機を見るものが変化日になります。
 変化日を確認する方法には二通りあります。一つは固定したサイクル期間を安値あるいは高値に加減していく絶対値法ですが、本サイトでは一定期間の安値-高値を基準にする対数値法を使用しています。
 変化日を知ることで、トレンドの変わり目がわかるようになります。本サイトでは銘柄の変化日がわかるよう、随所に変化日の情報を挿入しています。

・すべての銘柄の概要やICHIMOKUチャートを確認できる「簡単 銘柄チェック」では下画像のように直近の週足と日足の変化日を掲載しています。

・注目銘柄を一括してチェックできる「フィリピン株FLASH」では、翌日あるいは翌週に変化日を迎える銘柄リストを確認できます。
また、「テクニカル診断」ページの中のICHIMOKU検索には変化日の項目があり、同じ変化日の銘柄リストや、直近の変化日銘柄を抽出できます。

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